山瀬青果SDGs
マニュフェスト
~会社として取り組むSDGs~
野菜や果物などをつくる「農業」。
「農業」は国家の礎(いしずえ)です。
スマホがある日無くなっても生きてはいけます。
ゲームがある日突然消えても生きてはいけます。
でも、農業が無くなったら?
食べ物が突然消えたら?
どんなに技術革新が進んでも、
私たちの体を支えるのはやっぱり農業です。
そんな農業に深く関わる山瀬青果の仕事。
私たちにはどんなことができるのでしょうか?
会社としてどうSDGsに取り組むのか。
「山瀬青果SDGsマニフェスト」をご紹介します。
1.貧困をなくそう
持続可能な農産物(野菜・果物)の確保=地産地消の循環サイクルの推進
食品産業の多くが原材料を海外に一方的に依存しています。
でも、もしも何かの出来事でその海外が食材に困ったとき、はたして日本に分け続けてくれるのでしょうか?
山瀬青果は、地域の食生活の安定を守るためには、地元からの食材の調達こそ最も「持続可能」なやり方だと考えています。
地産地消の循環サイクルをどんどん回していくこと。
「安さ」だけにとらわれず、地元秋田産の良さをしっかりと評価・アピールし、地元生産者と地元消費者とのより深い関りを推進して参ります。
●オリジナルブランド「秋田県産応援団」を立ち上げ、地元スーパーでの専用売り場を展開し始めています。今後も商品のラインナップを広げ、内容の充実を図っていきます。
3.すべての人に健康と福祉を
健康経営委員会の設置~体にも心にも生き方にも健やかさ・自分らしさを追求できる会社づくり~
山瀬青果は、食材や関連サービスを通して、地域の食生活習慣という点において人々の健康に大きく貢献することが可能です。
その使命を全うするためにも食材への知識、体のメカニズムへの関心を高く持つ必要があると考えています。
また、健康とは体の面だけではなく、精神的な面も重要です。仕事をしていて「一人ぼっち」になることなどはとても寂しい思いをします。挨拶や声の掛け合い、定期的な話し合いを通して「寂しさ」「孤独感」の撲滅を目指します。
●山瀬青果では「健康経営委員会」を設置して、毎週会社に健康面からのアプローチを行います。
●月1回の全体会議を通して、食材知識・健康知識・お互いの価値観の理解と共有をはかり、一人ひとりが自分らしく輝ける会社を目指します。
※健康経営アドバイザー資格者がいます。
4.質の高い教育をみんなに
知識や情報の格差を無くすこと~教育の原点を徹底する~
食生活の偏りや、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の意識低下などが課題となっている今日では、山瀬青果も食育や環境教育などに、より深く関わっていく必要があると考えています。
社内での勉強会の継続はもちろんのこと、それらの知識・情報をより多くの人たちに向けて発信することが山瀬青果のもう一つの仕事であると認識します。
●HP開設と内容の充実、SNSでの発信、関連ページへの積極的掲載
●より多くの興味をもってもらうための当社オリジナルキャラクターの制作
●今後は日頃の勉強の成果を集めたオリジナル教材の制作にもチャレンジし、配布を考えています。
5.ジェンダー平等を実現しよう
それぞれの得意・不得意を共有し、”得意”を極めて社会により大きな貢献を これが山瀬スタイル
人には得意・不得意があります。
当たり前のことで、決して恥ずかしいことではありません。
まずは、自分の不得意なことを得意とする人に仕事をお願いすること。
そして、自分の得意なことを必要としている人には快く協力すること。
人は一人では生きられません。多様な価値観、多様な人がいたからこそ今日まで人は繁栄してきました。これからも変わりません。
●一人ひとりの長所・短所をみんなで話し合い、共有します。
●得意なことをお願いし、不得意なことはお願いしません。
●「ありがとう」という気持ちを声に出して言います。
6.安全な水とトイレを世界中に
水に恵まれた国だからこそ、誰よりも水に対する感謝を ~思いだけではなく、行動に移す(YSA100)~
農業は莫大な水を必要とします。このため、サプライチェーン全体を通して安全な水が持続的に確保されることが農業の未来にとって不可欠です。
人もまた多くが水で構成されています。だから水はとっても大事です。
日本は降水量が多く、実に水が豊かな国です。日本に住んでいると水の有難みをつい忘れてしまって、ジャブジャブ使ってしまいがちです。
「ありがたい」とは「有り難し」という意味。
水に恵まれている日本の私たちだからこそ、世界中の誰よりも水に対する感謝を常に忘れずにいたいと思っています。
●何よりも一人ひとりの水に対する意識と取り扱いが重要
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
自然に逆らわず、自然と共に生きる ~旬を楽しめる食生活提案へ~
世界的に見れば、人口増加が進んでいます。経済も成長しており、エネルギーの大幅な需要増加が避けられません。
農業もまた、自然では実ることができない時期に実らせ、一年を通して「いつでもある」という状況を追い求めてきました。
自然に抗(あらが)おうとすればするほどエネルギーを消費します。
栄養バランスの観点から、年中様々な農産物があることは有難いことですが、そのために、その恵みの源泉である地球が疲弊してしまったら…
●気候循環の中で自然に実る「旬」の農産物をしっかりと提案していきます。
●生産者さまに消費動向などの情報をお伝えし、余計なエネルギーを使わない農作業の実現に寄与するよう心がけます。
8.働きがいも経済成長も
優秀な人材が集う・優秀な人材を育てられる「会社の仕組み」を創ること
ほとんどの産業で労働力不足に襲われています。
優れた技術や企画力を有する質の高い人材を確保することが国や会社の経済成長を促します。
山瀬青果も同じ。優秀な人材の登用、育成に向け、勉強会を開催するほか、これまでの慣習にとらわれない職場環境の改善、IT化・ロボット化を含めた最新のテクノロジーの有効活用など、従業員の働きやすさ、会社の生産性向上、圧倒的成長性を同時に実現させていきます。
●従業員一人ひとりの理想の働き方を定期的にヒアリングし、各人別の働き方に柔軟に応じていく努力を欠かしません。
●あらゆる業務を数値化し、お互いの仕事の見える化を推し進めます。
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
「秋田には山瀬青果がある」
そんな安心感・信頼感のある会社の実現を目指す
技術開発や革新により、多くの農産物を産み出してきた日本農業界。
そんな日本農業が超高齢化社会の到来により衰退の一途を辿り始めています。
国の礎として農業は欠かせないもの。
スマート農業をはじめとする省力化を推進していくことや、農業所得の向上など、後継世代に円滑なリレーができる農産業の実現が求められています。
●生産者に負けないスマート農業の知識習得に励み、理解を深めます。
●農産物の需要情報などを発信し、生産者の所得向上へつなげます。
●多様な販路拡大に努め、生産者が生産に専念できる環境を提供します。
●生産者にも消費者にも頼られる会社であり続けられるよう努めます。
10.人や国の不平等をなくそう
あらゆる人とのコミュニケーション(価値観への理解)能力の向上とモノを正当に評価できる目を養い続ける
農作物には国籍・性別・年齢・正規非正規の就業形態別等は関係ありません。手をかければ手をかけただけ実ってくれます。
農業は誰に対しても平等です。
だから私たちも何らかの不平等な扱いをする理由がありません。
「良いものは良い」「ダメなものはダメ」と作り手が真剣であればあるほどこちらも真剣に応えていきます。
●あらゆる人とコミュニケーションをとれる知識・技術を習得します。
●作物は公平・公正に評価します。
●自社の利益を優先するための歪んだ価格形成はいたしません。
●持てる知識・情報は出し惜しみなく関係各所へ提供いたします。
11.住み続けられるまちづくりを
「何だかちょっと面白い」 他の場所との比較ではなく、オリジナルの楽しさ・住みやすさを実現させよう
街の安全と賑わいが維持されることは、顧客の獲得や労働力の確保の観点から、山瀬青果にとっても不可欠の要素です。
また最近の自然災害の多発は、地域の食生活の安定を大きく脅かすことも想定されることから、それをしっかりとサポートする会社であるためにBCP(事業継続計画)の策定や、強靭な事業体制・組織体制を整えていきます。
●「市場開放デー」「市場まつり」「小学校の社会科見学」をはじめとして、地域のイベント・行事には積極的に参加し、賑わいの創出に努めます。
●避難経路・緊急連絡網など緊急時に備えた施策をあらゆる面から備えます。
●業務の定期異動などを通じて、平素から緊急事態への耐性を強化します。
11.つくる責任つかう責任
衛生面・環境面でも選ばれる商品づくり(パッケージ)へ真剣に取り組む
新型コロナウイルスなどの影響により、個包装への要望が高まっています。
衛生管理との兼ね合いとなる中、それらの事業活動はエネルギー・資源の消費、温室効果ガスの発生、廃棄物の排出などといった環境に対するマイナス影響を生じさせています。
食の衛生面での安心・安全を守ると同時に、環境負荷を少しでも減らすこと。
これを両立してこそ未来を生きるにふさわしい会社と言えます。
●包装形態は常に改善、改良を行い、環境負荷の軽減に挑みます。
●ゴミの分別を徹底し、資源の循環利用に高い意識で臨みます。
●情報分析を徹底し、過剰生産の抑制に最大限努めます。
13.気候変動に具体的な対策を
誰かが解決できる問題ではない だから一人ひとりの協力が必要
地球温暖化による気温の上昇、自然災害の頻発化・狂暴化により農産物の供給に影響が出始めています。
年々経験したこともないような農産物の異常を業務を通して感じています。
既に気候変動は始まっています、しかも恐るべきスピードでです。
だから、会社はもちろん、従業員一人ひとりの普段の生活においても意識を高く持って生活しようと声を掛け合っています。
●配送ルートや積込方法を見直し、1台でも少ないトラックの運用をします。
●あらゆる業務活動の数値化を行い、事業活動における環境負荷度合いを従業員全員でモニタリングし、知恵を絞り合って環境負荷軽減を目指します。
14.海の豊かさを守ろう
食生活における栄養バランス上、水産資源は必要不可欠
山瀬青果では水産資源の取扱いはありません。
しかし、地域の食生活における栄養バランス上、水産資源は必要不可欠です。野菜や果物だけあればいいわけじゃない。
だから、海の豊かさにも意識を持つことが重要だと考えています。
海洋プラスチック問題など海洋環境の悪化が国際的にも大きな注目を集めています。少なからずプラスチック包装をしている当社にとっても他人事ではありません。当社の「釣りクラブ」も海には大変お世話になっています。
●プラスチック部分の減量、代替品によるパッケージを考える。
●当社の「釣りクラブ」を中心に海のゴミを積極的に拾います。
15.陸の豊かさも守ろう
陸の豊かさを彩る生態系の一員として責任ある行動を
豊かな森林は水源涵養(かんよう)やCO2の吸収に大きな役割を果たします。
清らかな水を豊富に蓄える森林、大地は農業の持続性にとって極めて重要な要素です。
豊かな大地が持つ、壮大な生態系は人間にとって最も大きな財産と言えます。
人間も生態系の一員。豊かな大地に恩恵を受けている以上は、それらを自らの手によって守らなければならない、という義務も合わせ持つべきと考えます。
●ペーパーレスを業務に積極的に展開します。
●間伐の重要性など正しい知識の習得に努めます。
●青果で多く取り扱う段ボール類。確実なリサイクルを徹底します。
●「とりあえずコピー」という考え方を無くします。
16.平和と公正をすべての人に
あらゆる事象に対応できる様々な社内基準を整備し、誰もが平和で公正な扱いを受けられる会社へ
お客様からの信頼を高めていくためにはコンプライアンスの徹底が重要です。
不祥事が生ずるとその回復は容易ではありません。
常に山瀬青果を取り巻く社会環境の変化に適切に対応し、法令や社会規範を遵守し、社会倫理に沿った企業活動の実行に努めて参ります。
●様々な事象に対応する社内基準を整備し従業員の取扱いに公正を期します。
●法令等の知識習得を怠らず、最新の法令に準拠した社内体制のアップデートに常に努めて参ります。
17.パートナーシップで目標を達成しよう
一人では出来ないことも、みんなと協力して出来るようになる これからも地域と共にあなたと共に
山瀬青果は地域に密着した企業であり、それゆえ地域社会に支えられて経営が成立しています。
当社一社では出来ないことも、地方自治体や同業他社、市民団体等と連携して行動することではじめて出来るようになり、より大きな社会への貢献や地域での信頼獲得につながってきました。
これからも、様々な皆様との協力した取組を通じて新しい取引先や事業パートナーの獲得、新たな事業展開、創出に努めて参ります。
●自社のみならず、常に横の広がり(同業他社との連携)と縦の繋がり(地方自治体や異業種との連携)を考え、より大きな社会への貢献を目指します。
●自分をよく見せようとするつまらないプライドは持ちません。
YSA100
~Yamase Small
Action 100~
~従業員が一人の人間として取り組む
小さな貢献活動 100個~
大それたことをやろうとして
実行までに時間がかかる…
だったら、今すぐにでもできる行動を
日々積み重ねていこう。
「これなら私でも今すぐできる」
そんな小さな小さな行動を
従業員一人ひとりが考えました。
一つ一つは小さいかもしれない、
それだけでは未来を
変えられないかもしれない。
でもみんなでやったらきっと
大きな大きなウエーブになる。
そしてそれらは無理なく継続できる。
一人ひとりができるスモールアクション100個。
できることから今すぐ始めましょう!
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