2025.04.08
ブログ 経営NO.97 価値の基準 ~給料の高低を決める代替性~
たくさんの人が「時間的」な不公平を口にしているのを見かけます。
代表的な例としては、「あの人だけ早く帰っているのはずるい!自分はまだ仕事やっているのに!」
いわゆる”同じ時間の長さ”をしていないと不公平だ、という意見。
価値とは、「代替性」で決まります。給料も同じです。
Aさんは8時間で帰社し、自分は2時間の時間外労働(都合10時間)を毎日している。だから不公平だ、給料は自分の方が高くあるべきだ!と言っても、Aさんがあなたの10倍の稼ぎを叩き出していたらどうですか?
これを8時間という時間的長さで給料は同じだと主張する方が圧倒的に不公平だと思います。
Aさんの代替性、つまり代わりになる人の採用難易度に応じて給料の高低が依存するわけです。
代替性を無視して、時間の長さによってのみ騒ぎ立てる人ほど周囲の仕事への理解不足の傾向が強いです。視野が狭く、自分の嫌なことや不利益なことを他人のせいにしたがります。
「割が合わない」といった言い訳をする人もいますが、そういう人に限ってそもそも割が合うかどうかを見極められるだけの力を有しているのかが実に怪しい・・・っていうオチになりませんか?
「ではあなたが比較対象としているAさんの仕事内容を教えて下さい。」という問いにスラスラ理路整然と答えることが出来なければ、結局は自分可愛さに何やかんやと難癖をつけているに過ぎません。
「意見・要望」と「単なる難癖」を同じく扱わないように注意したいものです。じょうむ
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