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2025.03.03

ブログ 一般

NO.79 「余命は明日」で今日やることを考える

私が新卒で銀行に入行したての頃、「死を考える」という会に当時の支店長と参加したことがあります。

そこでは実際の棺桶に入ってみる、という経験をしました。これは強烈な体験でした。

実際に入って横たわり、その会の出席者の皆さんから実際に花を手向けられます。横たわった自分の周囲に次々と花が添えられていき、最後に棺に入った花まみれの自分の写真を撮られ、後で客観的にその写真を見せられる・・・幽体離脱した気分です。。

その棺の中に入って感じたことは、「死ぬときは本当に何もないんだなぁ」ということです。

地位も名誉も財産も何一つ持っていくこともできない。

最初に支店長にその会に誘われたときは「いやー、一人で行くってのも何だか気が引けるから」と言われたのですが、今思えば、銀行としてお金を扱うことを生業とし始めた若い私に、お金というものが実際はどのような存在であるかということを身を持って体験させてやる目的があったと感じます。

人はお金によって七変化します。中でも、お金をめぐって争ったり、絶望したり、自ら命を絶ったりすることの何と儚い事か・・・。

「お金を最優先に考えてはいけないよ。常にお客様一人ひとりの幸せのカタチをお金抜きで考えてみよう。お金を崇めるような銀行員にだけはならないでほしい。」

帰りの車内で当時の支店長から言われた言葉は、今もなお私の仕事・お金に対するスタンスを形成しています。じょうむ

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