先日、娘の大学の準備で東京を歩いてましたところ、とある政党の女性議員が街頭でマイク持って語っておられました。

内容は女性の活躍できる世の中をもっと推し進めようという内容です。全く同感です。様々な知見をお持ちの方であれば、男性であっても女性であっても、その知見を世のため人のために存分に発揮していただきたいと思います。

しかし・・・その方の根拠とは「これまで女性は虐げられてきた。その分、これからは優遇されてもいいはずだ」と言っています。こういうロジックには賛同し兼ねます。これでは、女性だから無条件に優遇しろと言っているのと同じです。

「機会が平等に与えられ、その評価が男女によって差別されてはならない」ことには大賛成ですが、女性だからといって多少点数が低くても女性を役員に昇格させろ、出世させろとは意味不明で理解できません。

私は「レディースデー」があるのに「メンズデー」がない場所には行きません笑

私は「理系大学の入試女子枠」ってなんだ？差別じゃないの？？と思ってしまいます。

私は「男女雇用機会均等法」という言葉は理解できますが、「女性活躍推進法」という言葉は理解できません。なぜ女性であるだけで活躍を推進されなければならないのか？

私は「女性役員が何人いるのか」という項目がなぜ会社概要に記載されなければならないのかが理解できません。そしてなぜ女性役員が０の会社が低い評価になるのかもますます理解できません。会社が良くなることを最大限に考えた末、抜擢された役員が、結果、男性だけになっているだけかもしれません。０＝遅れている　０＝女性を軽視している　なんてことにはならないと思います。それこそ差別だと思います。

その論者は声高に叫んでいました。「世界的に多様性が進んでいる世の中で日本は遅れている！もっと女性が前に出るべきだ！女性こそがこれからの日本の主軸たるべきだ！」

女性が前に出ることこそが多様性であり、それ以外の全てが悪だと語る姿に恐ろしいほどの差別主義者（単一性論者）だと感じました。

「お前だけは多様性を語るんじゃないっ！」とバシッとスーツを着こなしていたイケオジ（どこかの社長さんでしょうか？）が興奮して野次ってました。よほど腹に据えかねたのでしょう。

必要以上に男性に喧嘩を売り、男性を蔑む言動をとる・・・うーん、実はこういう方が本当の意味で女性の敵なのかもしれません。じょうむ