2025.02.17
ブログ 経営NO.70 給料を上げるには
給料が上がっている会社が多いと聞きます。しかしどうでしょう。多くは物価高に煽られ、本当は上げるとしんどいけれども、上げざるを得ないという後ろ向きの昇給になっているのではないでしょうか。
こうなると、賞与やこれまでの福利厚生が調整(=削減)される方向へと向かい、結局、年末調整を迎えてのトータルの年収金額を見てみると、さして増えていないので実質可処分所得が減っているというオチになるのではないでしょうか。
また、こうした従業員トータルならまだしも、平均の賃金を上げるために誰か一人を解雇するなんて笑えない現実になっている会社も少なくありません。
真の意味で”生活を豊かにする昇給”にならないのには2つの原因があります。
一つは、給料を柔軟に下げられないから。
一度給料を上げてしまうと容易に下げられない現状。逆に、本人の業績によって柔軟に上げ下げが可能であれば、もっと簡単に上げることができるようになるでしょう。
もう一つは、不透明であることです。
つまり、一時的に業績を上げたとて、それがいつ崩れるかもわからない・・・では残念ながら都度給料を上げるわけにはいきません。
以上のような関点から、給料が上がるためには、
①給料が業績によって連動(上下)する仕組みを持っていること
②先行きの不透明さが排除されている状況であること
と言えます。特に働く人が持つべき感覚としては、②自分の業績は大崩れをしない安定したものであることをアピールすることが必要でしょう。
「この人はどんなに悪くともこれだけは稼いでくる」という信用があれば、それに見合った給料への変更(昇給)は比較的容易に可能となります。
あとは会社として、降給も在り得る給与制度を持つことです。当社も評価によっては降給がある給与制度となっています。一見すると「えー、給料が下がることもあるの!?」と思うかもしれませんが、これは柔軟にその時々に応じた素早い昇給を行うための仕組みでもあるのです。じょうむ
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