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2025.02.15

ブログ 経営

NO.69 損益分岐点と労働

現在の物価高・人件費高の様相では、みなさんの会社でも損益分岐点の上昇に悩まされているのではないでしょうか。当社も同じです。

今回は、この損益分岐点をコストとは違った視点で見てみたいと思います。

その視点とは、前回のブログなどでも取り上げた「労働」という観点からです。

「労働」とは、会社の指示で動いている時間です。

本当はそんなこと面倒くさくてやりたくない、自分のやりたいことと違うのだけれども、やらなくてはならない。なぜなら会社の利益として計上させなければならないから。最低限それを達成できなければ会社は赤字に陥り、自分の給料や賞与にも影響が出てしまう・・・これが労働です。

私が社内の会議で言う損益分岐点の低下に努めよという指示には2つの意味があります。

一つは、ムダなコストを徹底的に省くこと。当たり前にやっていることを常に疑うこと。経費と浪費の意識を一人ひとりがしっかりと持つこと。多くの会社で行われているのはココだと思います。

私が言う、もう一つの意味とは、「労働」時間を少しでも削減し、「仕事」領域を増やそうということです。

損益分岐点が下がるということは、「上げなければならない利益ノルマの低下」を意味します。

上げ”なければならない”というのは「労働」になります。つまり、損益分岐点が低くなればなるほど、”しなければならない”という労働領域が削減されていくということです。

”しなければならない”ことを最小限に抑え、”やりたい”ことを最大化していく。

損益分岐点を下げるということは、よりやりたいことに時間を費やせるということなのです。じょうむ

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