2024.11.25
ブログ 一般NO.37 ネットリテラシー
今回の兵庫県知事選挙は、斎藤前知事が再選を果たしました。
一時は「パワハラ知事」として全国放送で大々的な報道がなされましたが、最近になって状況が一変、一連の報道が全く持って表面的であり、誤報に近い物であるとのsns側の主張が優勢となりました。
石丸伸二氏の登場を機に、選挙や報道の在り方というものがダイナミックに動いてきています。
斎藤知事が「パワハラ知事」だったのか否かは私の知るところではありませんが、今回の選挙のように、これまでマスメディアに偏っていた情報源がsnsに移行しつつあるという事実をしっかり受け止め、有権者である私たちにはこれまで以上に大きいネットリテラシーが求められています。
情報の安全性という面から言えば、仮にマスメディアが誤った情報を流したとしても、どこのマスコミなのか?どの記者が書いたものなのか?その情報元はしっかり追求できます。
しかし、ネットの情報(個人)は巧妙に出元を隠すこともできるので、ネット情報をまともに受けていると、たった一人の偽情報に世論が変わる可能性も否定できません。
「何だか給料が下がるらしいよ」 「○○さんが離婚したらしいよ」
と聞いて、「へー、そうなのかー」と情報(事実)を得たつもりになってしまう人は要注意です。
「そういう情報が流れてはいるが、真実かどうかは別問題」という確固たる姿勢を持ちましょう。
今の情報洪水時代にあっては、一つ一つに「裏取り」が必要なのです。「~らしい」とかYouTubeの切り抜き動画(2次情報・3次情報など)は非常に懐疑的な目線で見なければなりません。
snsやYouTube動画で信じていいのは、本人が直接コメントしている無編集のものだけです。
「先日の会見で石破総理が増税ともとれる発言をしました」などという動画。
「○○ともとれるような」と言っている時点で、製作者個人が”そう聞こえた(捉えた)だけ”という事象に過ぎず、事実かどうかを述べている動画ではありません。これはマスコミ報道でも同じことです。
発信する側も、それを受け取る側も「裏取り」を起点としたネットリテラシーの向上が求められています。じょうむ
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