2024.11.22
ブログ 経営NO.36 いつでも忙しい人
以前よりかなり業務量は減っているはずなのに、相も変わらず出勤時間は変わらない、終わる時間も変わらない、おまけに忙しそうにしている人が実は少なくありません。
これらの人の特徴とは、時間が空いた分「必要のない作業を作ってしまう」です。今まで、時間が無くて必要最低限のシンプルにやっていた事をわざわざ細かく展開し、結果その隙間時間を埋めてしまいます。
はっきり申しまして、これは「暇つぶし」と同じです。効率化の低下に他なりません。
効率化は「通常では手が回らない」といった余裕の全く無い状況になって初めて始動します。
実は忙殺される中で行われていた業務手続きこそ最も効率的なやり方であることが多いのです。
それをわざわざ展開して必要以上に細かくやり出す。つまり「それをやらずとも十分回っていたものをわざわざやり始める」という状況なのです。
私は、敢えて業務を軽減し、その人間がその空いた時間で何をするのか?を見ることがあります。
本来であれば、その空き時間で今まで出来なかった”新しい分野への挑戦”・”他者への助力”などによって自身のスキルアップを図っていくべきです。
ところが、やっている中身は実質3割減ったのに、労働時間は変わらない、生産性(やっている中身)は変わらない、本人は「忙しい、忙しい」と振舞う・・・となれば「自身では仕事のペース管理(スキルアップ)ができない」と判断せざるを得ず、常にこちらから新しい仕事を押し込んでいかなければなりません。
ただでさえ管理する手間が膨大であるのに、言うに事欠いて、それらの管理を「パワハラだ」とか主張し始めたら、手放す(辞めてもらう)ことも考慮した方がよいでしょう。
指導して直るならよいですが、指導しても直らない人材は留め置くだけリスクが高まるだけと考えます。人材不足であることは重々承知していますが、そのために会社の名誉や評判を落とすことを引き換えにできるのか?と問われれば私はNOです。じょうむ
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