2026.04.02
ブログ 経営ブログ 社会人の心構えNO.245 新社会人のみなさんへ
この4月から新社会人になられるみなさん、おめでとうございます!
さて、私からみなさんへ一つ。
事あるごとに、上司や先輩などからは「頑張れ」という言葉を頂くと思います。
しかし、この「頑張れ」の意味を誤解しないで頂きたいのです。
なぜなら、「頑張ること」と、「身を削ること」はまったく別物だからです。
ここを取り違えると、メンタルを病みますので非常に注意が必要です。
■ 「頑張る」とは、”未来を実らせる努力”のこと
本来の「頑張る」とは、今日の成果だけではなく、未来の成長につながる一連の行動を指します。
未来を実らせる努力とは、例えばこういうことです。
●その先に自分の成長がある取り組み
新しい知識を学ぶ、改善の仕組みを作る、判断力を磨く。
昨日よりも今日、今日よりも明日の自分を強くする行動。
●後続の人に託せる“何か”を生み出す取り組み
マニュアル化、仕組み化、再現性のある方法を作る。
自分がいなくても回る状態をつくることは、組織にとって最大の財産です。
●問題の根本を解決する取り組み
同じ問題が二度と起きないようにする仕組みつくり。
これらはすべて、
未来の自分・未来の組織を豊かにする投資です。キーワードは「未来の豊かさ」。
■ 「身を削る」とは、”未来を細らせる行動”
一方で、現場には「頑張り」と誤解されがちな行動があります。
●その場しのぎ対応
今日の問題だけを解決すればいいという行動。
明日また同じ問題が起きる。
そして、また同じように時間と労力を奪われる。
これは自らの心身の疲弊と共に未来を細らせます。豊かな未来にアプローチすることを軸に置いていない行動です。
●顧客の言いなり
短期的には「良い対応」に見えますが、長期的には利益を削り、現場を疲弊させ、組織の価値を下げてしまうでしょう。
顧客は顧客の利益が最大になるような条件を出すことが当然です。自社を儲けさせるために動くことを目的とはしていません。ゆえに、顧客満足と顧客迎合はまったく別物です。
●出口(目的)の見えない長時間行動
「とりあえずやる」「終わりや目的が見えないけど続ける」
こうした行動は、未来に何も残しません。
ただし、入社当初は、意味よりも行動が大事な時期もあるので、まずは行動を率先して行い、その行いの中で自らその意味や目的とは何かを常に意識することが必要です。
いつまでも「言われたことだけをやっていればいい」という感覚では、
成果が積み上がらない、学びがない、再現性がない、改善につながらない・・・
というただただ時間を消費し、体力と精神力を削るサイクルへ引き込まれてしまいます。
このサイクルは頑張りではなく、未来を細らせる“消耗”にすぎません。
●自分が自分でいられなくなる行動
組織の意向によって、本来の自分を押し殺さなくてはならない行動。
決して自身のワガママを容認することではありません。
自分という人格を変えなければやっていけない環境はただの消耗戦となります。
これは、組織文化との相性もありますので、その組織の良し悪しとは関係なく、文化自体に馴染めるかという問題もあります。
◆経営者が見誤ってはならない境界線
経営者が従業員に求めるべきは、「力の限り頑張ること」であって、「身を削ること」ではありません。
しかし現場では、この二つが混同されがちです。だからこそ、経営者は明確に伝える必要があります。
●頑張りは未来を実らせる
●身の削りは未来を細らせる
この境界線を示さなければならないのは、基本的にトップですが、新入社員のみなさんにおかれましても、自らをいたずらに消耗させないさせない自己防衛手段して日頃から意識していて損はありません。
力の限り頑張ってください。しかし、身を削ってはなりません。
頑張りとは、未来を実らせる努力であり、
身を削るとは、未来を細らせる努力である。
この意味を今この瞬間に理解できなくともかまいません。
ですが、どこかの片隅に覚えておいて下さい。
何かに迷ったとき、思い悩んだとき、ふっと考えるキッカケにでもなれば、自らを必要以上に追い込むことなく、自分の未来について考えることができると思います。せんむ
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