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2026.06.17

ブログ 経営ブログ 社会人の心構え

NO.260 ミスの対処法 ~「たまのミスくらい…」~

仕事をしていれば、誰だってミスをします。
これは事実ですし、私もミスそのものを責めたいわけではありません。

しかし、私はミスが起きたとき、必ずこう問います。

「どうして間違ったのか?」

この問いに対し、多くの人は心の中でこう思うものです。

「これだけの量をこなしてるんだから、たまのミスくらい許してよ」

「そんな細かいことをいちいち言わなくても…」

実際、私が原因を尋ねた途端、ムスッとした表情で帰っていく人もいます。

しかし、私はその姿を見るたびに静かにこう判断します。

「あ、この人はここまでなんだろうな」

なぜなら、彼らは “ミスを許す・許さない”という幼い次元 で物事を捉えているからです。

■ 成長の源泉は「謙虚さ」と「素直さ」

私は何度も言っていますが、
人間にとって成長の源泉は 謙虚さ です。

そして、その謙虚さが最も表れるのが 素直さ です。

・まずは自分を顧みる

・指摘の意図を理解しようとする

・本当に正しい指摘なのか検証する

このプロセスができる人は、確実に伸びます。

逆に、

「たまのミスくらい…」

「細かいことを言うな」

「あの人はうるさい」

と自己擁護に走る人は、
その瞬間に 思考が止まり、成長が止まってしまいます。

■ ミスは「注意力の問題」ではない

多くの人は、ミスを注意不足だと思っています。
しかし、人間の注意力は必ず乱れます。

・忙しいとき

・別のことが気になるとき

・体調が悪いとき

注意力はランダムに落ちる。
だから、

「次は気をつけます」は、ミス対策としては無策に等しく、

注意力に依存する限り、ミスは必ず再発します。

■ ミスの対処法とは「仕組みの話」である

ミスが起きたときに問うべきは、

誰が悪いか、たまのミスだから許すかどうか

ではありません。

問うべきはただひとつ。

「なぜそのミスが起きる“構造”になっていたのか?」

必要なのは、

・注意しなくても間違えない仕組み

・忙しくても間違えない手順

・誰がやっても間違えない構造

つまり、

ミスは“仕組みで潰す”という発想が必要なのです。

私はその構想のために、
「どうしてミスしたのか?」と本人に問うているだけです。

責めているのではない。
未来の再発を防ぐための 原因究明 をしているだけです。

■ 「たまにミスしただけなのに…」と思う人は成長できない

「たまのミスくらい…」と自分を擁護した瞬間、成長は止まります。

その瞬間に原因追求をやめてしまうからです。

・指摘した人を「細かい」と蔑む

・自分の立ち位置を守るために相手を下げる

・問題の本質から目をそらす

これは、何とも残念な姿勢です。

■ 最後に:リーダーは嫌われることを恐れてはいけない

ミスを責めるのではなく、
ミスを仕組みで潰す。

リーダーや経営者は、
この姿勢を持って堂々と原因追求に向かうべきです。

その過程で嫌われることを恐れる必要はありません。

あなたの姿勢に理解を持ち、
一緒に仕組みを作ろうとする部下だけを育てればいい。

そういう人たちだけで構成されたチームは、
間違いなく 最強の組織 になります。 せんむ

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