2024.11.08
ブログ 一般NO.26 数字の神髄 ~1.73倍の178万円~
先の衆議院選挙で躍進した「国民民主党」。その党が掲げる103万円の壁を打ち破るという公約。
最低賃金が1.73倍に伸びているのだから、それにスライドして103万円を178万円にするという計算。
これ、非常に重要です。特に政治家は自身が数字に弱いからなのか、国民はどうせわからないとバカにしているのか、正確な数字が1.73倍であったとしても1.8とか2.0とか数字を丸めがちです。だって、そっちの方が確かにわかりやすいから。しかし、国民民主党は1.73倍という数字にこだわってそのまま使う。
国民目線であることの証拠だと感じます。日常の生活が困窮にあえぐ中、私たちは1円単位にまで気を配る生活を余儀なくされています。そこに政治がどんぶり勘定でどうするんだ?と私は常々思っていた訳です。
そして、政策をより強力な力で変えようとする国民民主党にとって、この1.73倍という数字を適当に丸めて1.8倍とか2.0倍とかにしてしまうと、数字としての説得力が揺らぎます。大本の数字が適当に丸められた計算ではじき出されたその後の数字など、数字としての本質を失っています。数字とは用いる人によって揺らぎが生じてはならないのです。1.73倍であれば、そのまま1.73倍であるべきです。
仕事でも同じ。会議などで数字を発表するときはより正確な数字を用いるべきだと考えます。
約200万円ではなく、1,976,500円と言うべき。だって、1円単位で普段から利益を追っているんですから。
200万円に到達できなかった残りの23,500円にこそ最も重要な反省点が隠されているのです。
国民民主党はこの1.73倍という数字をキチンと主張している限り、他党と堂々と渡り合う権利を有していると言えます。じょうむ
Contactお問い合わせ
職場見学・体験、インターンシップなども
受け付けております。
1時間〜1週間程度の間で
柔軟に対応致しますので、
お気軽にお問い合わせ下さい。
メールでのお問い合わせの場合、
3日経っても返信がない場合は、
恐れ入りますが
再度ご連絡頂ますようお願い申し上げます。