2026.05.01
ブログ 経営ブログ 社会人の心構えNO.250 二極で語る体質が組織を弱くする ~グレーゾーンの妙技~
世の中には、何かに遭遇するたびに
「とても良い」か「全くダメ」
という二極で結論づける人がいます。
判断が早い
思考の負荷が少ない
自分の価値観に忠実でいられる
こうした“ラクさ”は、誰にでもあります。
問題は、そのラクさそのものではありません。
二極で判断する人の多くは、
自分の価値観にドストライクでない限り「全くダメ」側に倒れやすい
という傾向があります。
つまり、評価の幅が極端に狭い。
その結果、
・新しい提案に否定的
・他者の努力を評価しない
・組織の変化にブレーキをかける
・自分の価値観に合わないものを排除する
こうした“ネガティブな言動”が増え、
本人の意図とは関係なく、
組織の足を引っ張る存在として評価されてしまうことが多いのです。
これは、本人にとっても組織にとっても不幸なことです。
■ 世界は「グレー」でできている
実際のところ、
物事の大半は二極で語れる方が稀です。
このグレーを見ようとしない人は、
成長の芽を見逃し、可能性を潰し、組織の変化を止めてしまうのです。
大切なのは、
「良い部分」と「改善すべき部分」を分けて見る姿勢です。
この姿勢があるだけで、
・他者の努力を正しく評価できる
・改善点を冷静に伝えられる
・組織の変化を前向きに受け止められる
・自分の価値観の幅が広がる
こうした“成熟した判断力”が育ちます。
二極で語ることはラクです。
しかし、そのラクさに身を委ねると、
自分の価値観に合わないものをすべて「全くダメ」と切り捨ててしまい、
結果として組織の足を引っ張る存在になってしまいます。
世界は白黒ではなく、グレーでできています。
そのグレーを丁寧に見ようとする姿勢こそ、
組織を前に進める力であり、
自分自身を成長させる力です。
さて、今日あなたが出会う出来事は、
本当に「全くダメ」でしょうか。
それとも、まだ見えていない“良さ”が隠れているのでしょうか。せんむ
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