2024.11.06
ブログ 経営NO.24 リーダーの器
リーダーや経営者の仕事とは、一人ひとりの人的管理であろうかと考えます。
営業の最前線を走る時期もありますが、信用信頼が増大してくると一人では限界がきます。そこで、自分の分身とも言える人材の教育、育成に取り掛からなければならなくなります。また、自身も歳をとっていきますので気力体力とも老いには勝てません。そういった歳月の面からも後継者の育成に着手する必要性が生まれてくるのです。
こういった他者との関わり(社員の増大など)が増えていったとき、自身の器とぶつかります。
ここで言う器とは、人と関われるキャパシティ、目が行き届く範囲のことです。
大きければ、より大きい自分のグループ、組織を形成できます(もちろん、一概に大きければ良いというわけではないでしょう)。
要は、その範囲においてどれだけ密にできるか、愛情にも似たものを注ぎ続けることができるか?であります。
組織がまとまらない、統制がとれない、という場合は抱えている人員が器より大きいことが考えられます。
人員の縮小はネガティブに捉えられますが、実はそうでもないというのが持論です。
50人の会社が20人までスリム化し、売上や粗利は半分以下になったが、経費はそれ以上に減り、結果営業利益は上昇。おまけに社内の雰囲気も良くなって人材の定着率がほぼ100%になった会社も知っています。
「大きいことは良いことだ」という先入観を捨て、自らの器の範囲にまずは収める。人口減だ、働き手の不足だ、と騒がれているこの時代の流れに乗じ、AIをフル活用して人員をスリム化します。そして、そこをスタートラインとして、そこから自身の器の拡大(成長)と共に人員を逓増していく。
その時々にあった自身の器の範囲で運用していくことを心掛ければ、堅実で、雰囲気も明るい良い会社になるのではないでしょうか。じょうむ
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