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2025.10.21

ブログ 経営ブログ 社会人の心構え

NO.210 「協力」を得るために、その”土壌”を耕しているか 5/5

「協力」を論ずる場合、大前提として、「協力とは関係性の中で初めて生まれる“果実”である」ことをわきまえることが必要です。

お金でつながる協力関係も実際にはあります。それは「金の切れ目が縁の切れ目」という態勢です。それによって潤沢に利益が生じ、分配できている限りは続きますが、途絶えた瞬間に泡のように消え去ります。常に緊張感が強いられ、利益のプレッシャーの下、ギスギスした雰囲気を容認する姿勢が求められます。多くの場合、そういった関係を構築したいわけではないと思います。

お互いを信頼し、支え合う協力関係を得たいなら、まずは土を耕し、水を与え、時間をかけて育てることです。

コミュニケーションは、二つに大別されます。

①日常のコミュニケーション・・・毎日のあいさつや些細なことでも感謝を言葉で伝えるなど

②スペシャルコミュニケーション・・・スポットで何か大きな変動・動きがあったとき

多くの場合、②のときにコミュニケーションを初めてとりがちです。でも、言われた方はどうでしょうか?

普段、あいさつや声もかけてこない上司や同僚が、たまたま自分が良い成績をとったときにだけ褒めにくる・・・これ、受け入れられますか?気持ち悪くないですか?「こんなときだけかよっ」と不信感を増幅することにさえなりませんか?

コミュニケーションは、①の日常が何百倍も重要なのです。毎日コミュニケーションをとっているからこそ、「バカヤロー!何やっているんだ!」という叱りの言葉が本人に沁みるのです。

「お前は本来そんなやつじゃないだろう!たるんでるぞ!気を引き締めろ!」と怒鳴られても愛情さえ感じることができるのです。この関係性においてパワハラなどという概念は微塵も生じません。

職場の人間関係も作物と同じが如く。見えない準備(土壌づくり)がすべてを決めるのです。

日常の何気ない会話・挨拶(総じてコミュニケーション)などを決して疎かにしないように心がけて参りましょう。(終わり)  専務橋本

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