面接で「黙々と一人でする作業が得意なので事務員を希望しました」という方がおられますが、そのような方は残念ながら当社の事務員に向きません。

当社における事務とは、会社の動き（ヒト・モノ・カネ）をリアルタイムで数値化する仕事ですので、社内外、四方八方との常なるコミュニケーションが必要となります。

コミュニケーション、人付き合いが得意な人が「営業」ではありません。

営業も事務もコミュニケーションが全ての土台となります。

そして、業種業界を問わず、成長著しい人というのは、このコミュニケーションに長けた人とも言えると考えます。

残念ながら「一人で黙々」という分野は、未だAIが到達できないクリエイティブな分野に限定されつつあると感じます。

今までは、そのほとんどがマンパワーで賄われていたため、今の学生さんの親の世代までは単に打ち込むだけ、集計するだけの事務で通用したでしょう。しかし、今はそれらはAIが不足なく代替できるどころか”圧倒的”に優位です。人が数か月、数年かかる作業を数秒で出来てしまう現状です。これを「一人で黙々」とするなんて非常に不効率です。

ゆえに「人が人として人のために」何ができるのか？に注目しなければなりません。日々進化を遂げるchatGPTやcopilotの成長は凄まじく、コミュニケーション分野ですら人間の専売特許で無くなりつつあります。

気分転換でゲームをしているのは良いでしょう。しかし「暇つぶし」でやっているのであれば目前に迫るAIという高波にさらわれてしまうでしょう。じょうむ