2025.09.13
ブログ 経営NO.195 「じゃんけん」では職場は守れない
経営やマネジメントの世界においては、上司の「笑顔」は職場の信頼や安心感を生み出す重要な要素です。
しかしながら、上司も人間。忙しさやトラブル、思うようにいかない状況のなかで、表情や態度に「不機嫌さ」が滲むことはあります。それを押し殺してばかりいると上司がもちません。
ですから、上司こそ、みずからのコントロール権をつかって自らに有効な有給休暇などを配することが必要だと考えます。
上司や先輩の立場では、必然的に下のメンバーのフォローを余儀なくされます。ゆえに、「休むこと」に関しては、上司や先輩といった上の者から優先順位を与えることは当然であると考えます。
もちろん、休暇とは「機会の平等」であって業務評価に関連付けてはならない、という法的なロジックは理解しています。
しかしどうですかね? その法的ロジックとやらで組織を健全に保てますか?
例えば、上司と部下の休暇の希望が被って両方休まれると業務に大幅な支障が出るとした場合、あなたが経営者だったらどうしますか?じゃんけんですか?それでいいのですか?
それで上司の機嫌が悪くなったら、その部署はずっと暗~い雰囲気で仕事することになりますよ。
上司と休暇が被り、じゃんけんで勝って休んだ部下は、周囲から言われるでしょう。
「上司の機嫌が悪いのはあいつのせいだ。まったく・・・とんだとばっちりだよ。」
その部下は周囲からも白い目で見られ、会社自体に居づらくなるかもしれません。いいのですか?
私たちは法律家ではありません。評論家でもありません。実務家なのです。
自らを実務的経営者だと考えるなら、私は、会社があえて”休みは上司優先である”という憎まれ役を買う必要がある、と考えるのです。じょうむ
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