2025.09.09
ブログ 経営NO.193 競争の本質を問う
ビジネスの世界において、競争は避けては通れない要素です。市場でのシェア争いや、組織内でのポジション争いなど、企業活動のあらゆる局面に競争があります。しかし、競争の在り方を誤ると、その結果は組織にとってマイナスに作用しかねません。
近年、他者の評価を下げることで自分の価値を高めようとする風潮が一部に見られます。いわゆる「ネガティブキャンペーン」。これは一時的には効果を発揮するかもしれませんが、長期的には信頼の喪失やチームワークの崩壊を招く危険性があります。
本来、組織や個人の評価は、自らの努力と成果によって得られるものです。お互いに高め合う「切磋琢磨」の精神こそ、健全な競争の根幹です。相手の強みを認め、それを学び、自分も一歩ずつ成長する。こうした前向きな姿勢が、組織全体の力を底上げし、持続可能な成長を実現します。
経営者やリーダーは、メンバー同士が健全に競い合える環境づくりに注力すべきです。それは、成果だけでなく過程や努力を評価する風土を育てることに他なりません。また、ネガティブな発言や行動に対しては、その場で指摘し、組織の価値観を明確にする必要があります。
競争は本来、相手を打ち負かすことではなく、互いに力を高め合うための手段です。切磋琢磨の精神を忘れず、正々堂々と自らの成長に向き合う姿勢が、最終的に大きな成果を生むと信じています。じょうむ
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