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2025.08.22

ブログ 経営ブログ 社会人の心構え

NO.181 苦境の中にこそ、笑顔の力が問われる 

経営の現場では、常に不確実性と困難がつきものです。予期せぬトラブル、計画の遅延、社員の不安…。そうした場面で、私たちがどんな表情で立ち向かうかは、想像以上に組織の空気と方向性を左右します。

難しい状況で難しい顔をする、厳しいときに厳しい顔をする。それは、ある意味自然な反応です。しかし、それが果たしてリーダーに求められる姿なのでしょうか。泣きたいときに泣くのは、生まれたばかりの赤ちゃんでもできます。つまり、感情のままに反応することは誰にでもできる。大人として、そして企業人として求められるのは、その先を見据えて「意図的にどんな表情・振る舞いを選ぶか」という点です。

私自身、これまでの経営経験を通じて、苦難や苦境のときにこそ笑顔を保てる人の力を目の当たりにしてきました。笑顔には、不安を和らげ、空気を変える力があります。相手の立場に配慮する余裕のある姿勢こそが、信頼や安心感を生み、周囲に勇気を与えているように思えます。

もちろん、笑ってごまかす、形だけの笑顔では意味がありません。あくまで「自分の内側で感情が渦巻いていること」を理解したうえで、「それでも前を向く」という意志の象徴としての笑顔です。それは単なる表情ではなく、組織を導く力強い選択だと思っています。

現場に不安が広がるときこそ、リーダーの表情に注目が集まります。そんなとき、「大丈夫、一緒に乗り越えましょう」と笑顔で言える人の言葉には、どんなマニュアルよりも強い説得力があります。
だからこそ私は、笑顔の力を信じています。そしてそれは、単なる個人の美徳ではなく、企業文化の土壌そのものを豊かにする“経営の資質”だと考えます。
苦しいときにこそ、笑顔であり続けること。そこにこそ、道は開けるのです。じょうむ

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