2025.08.11
ブログ 経営NO.177 仕事における「伝票」の意味
伝票の扱いを軽く見ていませんか? 「忙しいから後回し・・・」その一瞬の判断が、会社全体の信頼と効率を左右しているかもしれません。
ビジネスにおいて「伝票」とは大変重要な役割を果たします。伝票とは、取引や業務に関する情報を記録・管理するための書類のことを指します。あらゆる分野で使われ、企業活動の透明性と効率化を支える重要なツールです。伝票の最大の役割は「証拠性」と「記録性」にあり・・・と理論はネット上でいろいろと出てきます。
ここで私が伝票の役割について言いたいことは、”伝票とは会社のあらゆる動きをリアルタイムで記録するためのもの”ということです。
ゆえに、モノをまず先に出しておいて「伝票は落ち着いてから書こう」とか、「今日は時間がないから在庫の集計はできないな」といった考え方や慣習、つまり、「伝票のような事務仕事は一番後」「そんなの後からやればいい」というのは会社業務の原則に対する重大な見落としであり、無視できないリスクにつながります。
以前、出荷が優先され、伝票の記録が後回しになったことで在庫数が大きくズレてしまい、取引先との信頼関係にヒビが入ったケースや、顧客からの納品伝票がない旨の指摘によって、初めて売上が上がってなかったことを把握したというあわや大損の危機などを見たことがあります。
人やモノ、お金が動けば、その瞬間に伝票も動く。これが大原則です。
近年では伝票のデジタル化の進んできましたが、単純なペーパーレスのためにやっているのではなく、目的は「情報のリアルタイム性の担保」と考えればしっくりきます。
伝票は単なる事務処理ではありません。企業の透明性、信用、そして継続性を支える生命線です。今こそ“動きと同時に記録する”習慣づくりを全社で再確認する時ではないでしょうか。じょうむ
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