2025.07.26
ブログ 社会人の心構えNO.167 赤字なのに、なぜ毎月給料が出るのか? 2/2
会社に貢献しなければ給料はもらえない――これは極めて公平な原理です。
自らの働きが会社の利益構造の中に位置づけられ、貢献度が明確に可視化されたとき、初めて給料は正当に支払われると言えます。
この構造を理解しないまま仕事をしていると、「なんとなく8時間は会社にいる」「言われたことはやっている」程度の認識で、給料はもらえて当たり前となり、報酬の本質が見えなくなります。
企業人にとって最も重要な視座は、“利益にどう貢献しているか”という自問自答です。
会社も当人がこの視座をどれだけ持っているかで評価を進めなければなりません。
ただの作業ではない。ただの表面的な行為ではない。
数字に反映される成果をどうつくるか、自社という“最大のお客様”に対してどんな価値を返せているのか――この問いが、自分の給料の意味を明確にしてくれます。
この問いが身についている人には、「赤字なのになぜ給料がもらえるのか?」ということに違和感を感じると思います。この意識こそ、会社を救う意識です。この危機感と自律こそが、“利益を生む体質”へと転換するための起点となります。
給料は会社の“感謝の気持ち”ではなく、“利益の分配”です。
給料とは、自身の労働力や時間を献上しているからもらえるものではありません。献上すべきは”利益”なのです。利益を生まない労働力や時間を献上されて、「給料をもらう権利がある」などという考えは、先人や会社の利益を上げている上司・同僚からの単なる搾取に他なりません。
給料とは、「もらう権利」なのではなく、「当人の利益の献上が報酬に値する」という評価なのです。
顧客満足度とは、A社の満足度でもB社の満足度でもありません。自社の満足度がベンチマーク。
それを最大限にするための要素として、A社の満足度やB社の満足度があるだけなのです。
私たちは、売った買ったという外部の“お客様第一主義”に疲弊するのではなく、“会社にとっての価値創出”という明確な起点を持って働くべきだ、と心から信じています。じょうむ
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