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2025.07.25

ブログ 社会人の心構え

NO.166 赤字なのに、なぜ毎月給料が出るのか? 1/2

「お客様は神様です」 一体どれほどの日本人がこの言葉に惑わされてきたのでしょうか。
企業人の皆さんに問います。あなたの給料は、誰が支払っていますか?

給料は「会社」から支払われています。そして、その原資とは売上ではなく、利益です。
原価や経費、人件費、固定費、様々なコストが差し引かれた後に残るもの――それが利益です。
利益こそが、給料の原資であり、賞与であり、次の投資や事業拡張を生み出す力になります。
つまり、給料とは、本来”利益がなければ出せない”、という代物です。

会社が赤字なのに給料が支払われているとしたら、それは過去の利益や先人たちが築いた蓄えによって賄われています。いわば“前世代の働きによる恩恵”に頼っている状態。あるいは上司や同僚が稼いだ利益を食いつぶしている、ということになります。

「お客様が喜んでくれたから、それで十分だ」という言葉を聞くことがあります。

ひとつ伺いますが、あなたにとって最も重要なお客様は誰ですか?大口先のA社?仲の良いB社?

A社やB社へたくさん売っても、たくさん喜ばれても給料は出ません。なぜなら、それによって自社の利益が上がり、それがあなたの評価として返ってこないと、会社は誰に分配しなければならないのかが分からないからです。

私は、「企業人にとって、最も重要かつ最大のお客様は”自社”そのものである」と考えています。 →つづく じょうむ

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