2025.07.22
ブログ 社会人の心構えNO.164 プロフェッショナル ~信頼の前払いに結果で応える魂~
ビジネスの現場では、日々さまざまな期待が飛び交っています。上司からの期待、顧客からの期待、チームメンバーからの期待―それらは時にプレッシャーとなり、時に原動力となります。
プロフェッショナルというと、「それでお金をもらっている人」「みんなに期待される人」などという答えが多いようなイメージを受けますが、その問いに対して、私はこう考えます。
プロフェッショナル=「応援や期待に、結果で応えられる人」
どれだけ努力していても、どれだけ誠実であっても、結果が伴わなければ、相手の応援・期待は失望に変わります。もちろん、過程や姿勢も大切でしょう。しかし、ことビジネスの世界に至っては「結果」こそが最初にして最後の評価基準であり、頑張った・やりきったという唯一の証拠でもあります。
「試合には負けたが、自分のベストを出せたので(自分なりに頑張ったので)悔いはない」とはよく聞きますが、これは敗北という覆らない事実を潔く認め、その上で気持ちを誰よりも早く切り替え、間髪入れず次へ(成功)向かうための自分への鼓舞(セルフコントロール)に過ぎません。「だから良かった!」という満足ではないはずです。もしそれで私自身の中に本当に満足している気持ちがあるのだとしたら、私はそれを自身の引退・潮時が来た、と考えると思います。
プロフェッショナルと呼ばれる方々は、結果を出すことの重みを誰よりも痛感している人であり、また、応援・期待されることの有難さを十分に知っている人でもあります。
応援・期待とは、まだ結果が出ていない未来に対して、「信頼を先に差し出してくれる行為」です。だからこそ、応援に甘えず、期待に応えることを自らの責任と捉え、結果で返すことに誰よりもコミットする姿勢となるのです。
「応援・期待される人」になることが、ゴールではありません。むしろ、そこからがプロフェッショナルになり得るか否かのスタートラインです。
応援・期待に応える覚悟を持ち、確かな結果で応え”続ける”――それがプロの矜持ではないでしょうか。じょうむ
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