2024.10.25
ブログ 経営NO.16 「親しみやすさ」と「統率力」
2024年明治安田生命の理想の上司アンケートによると、
男女とも1位は「親しみやすい」、2位以降には「知性的・スマート」「頼もしい」などが並びます。
2016年の同アンケートでは男性が「知性的・スマート」、女性が「頼もしい」が1位だったので、今の上司には「親しみやすさ」が求められているようです。
しかし、この「親しみやすい」とは一体何ぞや??
友達みたいになってしまっては組織としての統率が取れないことも心配になります。
以下では「親しみやすさ」と「統率力」を同時に兼ね備えるリーダーについて考察します。
①仕事とプライベートをキッチリ分ける上司
●自分がたるんでしまったことにより引き起こしてしまったミスに対しては、ガッツリ叱られても致しかなたなし。納得せざるを得ません。しかし、それをもって自身の存在やプライベートまで否定されるのはどうかと思います。
②よくできたとき、成功したときはキチンと評価・褒めてくれる上司
●できないときは「ちゃんとやれ!」は許容できます。それと同じで出来たときは「よくやったな!」と認めてくれる上司とは向き合えるでしょう。「いつも失敗ばかりして、たまにできたからって調子に乗るな」とか「まぐれだろ」「単なるラッキーだろ」といったどんな状況であってもダメ出しをするだけの上司の下ではモチベーションは落ちるでしょう。
総じて、一人ひとりの存在をキチンと認識し、それぞれの可能性を信じて伸ばそうとしてくれることを前提としている上司が「親しみやすく」かつ「統率もとれる」上司であると考えます。肯定(何でも褒めちぎる)だけではダメ。否定だけでもダメ。肯定と否定それぞれに”根拠”があり、自分と共存してくれる上司こそ理想ではないでしょうか。
例えば、仕事は出来るのに「あいさつ」が出来ないために評価を落としている部下。あいさつができないことをただ注意するだけでなく、あいさつが出来ないことによって如何に評価を取れないでいるのか、損をしているのかといった本人のための姿勢で臨むのがベターだと考えます。ダメなところを指摘するときは、その人の良い所とワンセットで指摘・指導するのが今の時代にフィットしているとも言えます。
部下一人ひとりの良い所をそれぞれ10個ずつ考えて下さい。10個見つけ出さないうちに叱るとその部下のモチベーションは下がるでしょう。少子化により格段に忍耐力が落ちている昨今の若者相手に「親しみやすさ」と「統率力」を共存させることは今後ますます困難を極めると感じます。じょうむ
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