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2025.07.11

ブログ 社会人の心構え

NO.158 コミュニケーションの本質は“聴き手(受け手)”に宿る 1/2

「あの人の講義はあまり面白くなかった」「大したことなかった」という声を耳にすることがあります。

しかし、その評価の全てが話し手のスキル不足によるものとは限りません。確かに話し方によって伝わり方が変わるのは事実ですが、それ以上に重要なのが聴き手の姿勢。
話す技術が求められるなら、聴く技術も求められて当然です。講義が面白くなかったと感じたのは、もしかすると、自分自身の聴く技術に不足・問題があったからではないのか?と最初に考えられるか否かが、スキル習得の第一歩です。そこに何ら疑問を持たず、一方的に話し手の評価に終始しているのであれば、聴く技術はゼロに近いと言っても過言ではありません。いかなる講義も話し手の独壇場ではなく、本来は聴き手との双方向のやり取りで成立しています。


講師が一方的に話しているように見えても、それは聴き手の「話を遮らずに最後まで聴く」という聴き手スキルの実行であり、それ自体が既に対話の一部でもあります。そこに、うなずきや笑顔といったリアクションがあるだけで、話し手は安心し、想定以上の深部の話を引き出すことを可能にします。

講師の語り口に影響を与え、内容の深さに差をもたらすのは、聴き手側のスキルの高さに依存しています。講師の力量を存分に引き出すのは、まさに聴き手のスキルによるものだ、ということです。

→つづく  じょうむ


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