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2025.07.10

ブログ 社会人の心構え

NO.157 報連相から読み解く「主体性と提案力」2/2

→つづき

そもそも、状況を見極め、業務の優先順位や自分の役割を理解し、「次に何をやるべきか」を自ら判断する力こそが、「ビジネスパーソンとしての価値」であるはずです。その状況把握や判断力を一方的に上司に丸投げする(付け替える)「次は何をやればいいですか?」は、報連相であるはずがありません。

報連相となり得るためには、「次は○○を進めるべきだと考えていますが、よろしいでしょうか?」というように、自ら意思を持って”提案し、上司の確認を得る”スタイルでなければなりません。これにより、あなたの業務理解力や自発性が伝わり(アピールでき)、上司も安心して業務を任せることができるのです。

報連相は手段であり、目的ではありません。常に「自分はこの仕事にどう取り組むべきか?」という主体的な問いを持ち、その問いを上司と答え合わせをしていく過程が本来の「報連相」の姿であると考えます。そうやって、自らのビジネス力を高め、それを効果的に上司にアピールすることにもまた「報連相」は力を発揮してくれるはずです。

ぜひ、報連相を効果的なツールとして自身の中に取込み、大いに活用して、あなたのキャリアを一歩も二歩も前に(先へ)進ませてください。

各学校においても、知識としての学びももちろん重要ではありますが、人口減少や少子高齢化という避けることのできない未来の状況を考慮すれば、人と人とを確実につなぐ、報連相の技術・精度の確立こそが優先順位の第一位と呼べるはずです。 じょうむ

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