2025.07.05
ブログ 社会人の心構えNO.154 報連相というセルフディフェンス ~「言わない」というリスク~ 1/2
報連相というと、「会社に言われたから」「上司に怒られたくないから」といった消極的な動機で行うものだと思われがちです。多くの社員が“義務”として捉えており、面倒だと感じる場面も少なくありません。しかし、報連相の本質は、決して他人のための行為ではなく、「自分を守るための行動」にほかなりません。
業務を進める中で問題や判断に迷う局面は必ず訪れます。その際、報告・連絡・相談を怠ったまま進めてしまえば、万一のトラブルが起きた際、すべての責任が自分に降りかかる可能性があります。どれほど善意を持って対応したとしても、報連相がなければ「独断」と見なされ、結果の責任を一人で背負うことになります。
逆に、都度、報連相を行っていれば、その時点で情報は上司にも共有され、必要な判断や方針の責任は上層に引き継がれます。
責任構造を正しく分解し、組織として妥当な形に整える報連相は、仕事上の「責任」という境界線を可視化する“自己防衛ライン”です。
報連相とは、単なる「マナー」ではなく、「組織の責任設計」そのものなのです。 →つづく じょうむ
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