2025.07.04
ブログ 経営ブログ 社会人の心構えNO.153 人が人に希望を託すとき ~理想を決意に換えるリーダーの言葉~ 2/2
→つづき
さて、話を戻しまして・・・会議のとき、「こういう現状になっているが、さあ、この後どう展開する?」という問いには、たとえ手を挙げていなくとも、こちらから当てれば意見は出てきます。
つまり、過去や現状を話すだけといった「確定された悪しき事象」を対象にしているだけでは、議論にならないばかりか「意見が出てこないよう封殺する力」すら発動してしまっていることに注意が必要です。
ゆえに、リーダーは、現状報告や分析は部下に任せて(説明させ)、自分にバトンが渡ってきたら、「さあ!ここからどうしていくか?」という未来志向の話を切り出していかねばならないのです。そして誰よりも先に、「こうなったらいいなあ」とみんなが願う理想の未来を真っ先に言葉にする(代弁する)人であるべきと考えます。
優れたリーダーとは、その“願望”を「できる!」と信じ、「やろう!」と行動に変える人。つまり、周囲が持つ“願い・理想”を“決意”へと変貌させる橋渡し役・仕掛け人なのです。
単に未来の希望を語るだけにとどまらず、それは「実現可能なビジョン」なのだと提示できる人、「なんかこの人、本気で日本一目指してない?」と感じさせる人、それがリーダーであり、そこに人は共鳴し、動かされていくのではないでしょうか。
リーダーが語るべきは、いま起きていることの“説明・分析”ではなく、その先、未来にある“可能性”です。
部下がいる人がリーダーなのではありません。未来を語り、そこに希望を託される人、それがリーダーなのです。
あなたの一言が、自分はおろか周囲の未来までも変えるとしたら、さあ何を語りますか? じょうむ
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