2025.07.03
ブログ 経営ブログ 社会人の心構えNO.152 人が人に希望を託すとき ~理想を決意に換えるリーダーの言葉~ 1/2
私は立場上、よく話をするのは各部の部長、つまりリーダー達です。
リーダーの人と話すときは1点に集中しています。それは「未来にある可能性を見ているか?」。
現状の報告や分析は確かに大切です。でもそれは「情報共有」であって「導く」ことではありません。
新入社員でも言えるような単なる「現状」を得意気に話して満足しているようではリーダーは務まりません。
これは私自身の反省でもあるのですが、会議をするとき、現状の報告や分析を羅列するだけの説明の後、「何か意見はないか?」と言ってもまず出てきません。なぜなら、過去の事実を羅列しているだけなので、意見も何も入る余地がないのです。それ以上でもそれ以下でもない現状の報告に何か言ったとしても、言い訳になるだけです。ゆえに黙ることしかできません。ダメなリーダーが仕切る会議とは往々にしてこういう会議になりがちです。そして「うちの社員は意見も何も持ってない」などと嘆くことになります。
かつての私もその典型例でした。「場の空気のせい」とか「悪しき企業文化」とか考えていましたが、議論の焦点がそもそも”未来に向いていない”という構造的な問題を抱えているからだと気づいたのはここ数年の話です。
部下のモチベーションを下げる特効薬は「説教」です。ここで言う説教とは、仏が教え説く、といった高尚な意味ではなく、反論を許さない”悪い結果”を人質に、相手を一方的にやり込める、という意味です。
それまでの自分の未熟さを顧みれば恥ずかしくていたたまれなくなります。さぞかし周囲は苦しかったことと思います。よく耐えてくれました。そのおかげで私は「成長」することができました。感謝しかありません。この感謝を今度はお返しする番だと考えています。 →つづく じょうむ
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