2025.06.26
ブログ 経営ブログ 社会人の心構えNO.147 「大局を見る」の考察 1/2
物事の「大局を見る」ことは重要である、ということは万事に通ずる真理かと思いますが、「大局=おおざっぱに見る」という捉え方には少々異論があります。
私が考える「大局」とは、全体的な形勢を見渡したとき、勝つためにはここは絶対に抑えておかなければならない、という”ポイント(分かれ目)”のことです。ゆえに「まあ、大体こういう流れになるんじゃないの?実際、やってみないと分からないし…」みたいな”おおざっぱ”という捉え方をしているようでは危ういと考えます。
例えば、「内容は勝っていたが、勝負には負けた」というケースが典型例です。勝負を決める肝心なポイントは相手に獲られた、という状況。これは大局を見ていない、見れていなかったと言えます。
「内容が勝っていたので、次につながるでしょう」 これは敗者の弁です。ポジティブな姿勢・切替の速さとしては評価に値しますが、それで勝敗が覆ることはありません。負ければそれで終了という局面では致命傷です。
ランチェスター戦略にも似ていますが、言うなればランチェスター戦略をどこに用いるべきなのかを判断するために大局を見る、ということと言えるかもしれません。
大局とは、ありとあらゆるデータを用いて(より大きな・より広い範囲を見渡して)、相手を分析し、己を分析することによって勝利を確定づける要素を見定めることであり、決して「まあ、細かいことは分からんが、こんな感じでしょ?」みたいなことではない、と考えます。じょうむ
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