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2025.06.21

ブログ 経営

NO.144 理念・志を汗で磨く ~理想を背負い、現場で闘う覚悟~

経営者とは、単なる理想を語るだけの存在ではありません。むしろ、描いた理想を現実の世界に落とし込み、一歩一歩実現していく「実務家」こそが、真の経営者であると考えます。

理想を語ること自体に罪はありません。ビジョンを掲げ、社会にこうあってほしい、会社をこうしたいと語ることは、組織にとって大切な指針となります。しかし、実行の伴わない理想は、やがて現実との乖離を生み、逆に人々の信頼を失ってしまう凶器にもなり得ます。

経営の現場は、理想を夢物語で終わらせないための戦場です。日々変わる市場や顧客ニーズ、組織の課題、人材の成長など、複雑な問題が山積しています。そうした課題に向き合い、時に理想を微調整しながらでも着実に前進する”行動”姿勢こそが、経営者には求められます。

評論家と称する人たちとは、「こうするすべきだ」「こうあるべきだ」と理想を語り、現に発生している問題を指摘するだけの人です。そこに自分で問題を解決するための行動などは起こせない人達です。政治評論家として、なんだかんだ偉そうなことを言っても、そもそも政治家になろうと立候補すらしていません。その時点で耳を貸すに値しません。単なる独り言レベルです。

経営者は評論家ではありません。むしろ、「どうすれば実現できるか」「現実と理想の間をどう埋めるか」を考え、汗をかきながら責任を持って行動する人、それが経営者です。

経営とは、理想を語るだけでなく、それを実務に落とし込み、組織を動かす実践の連続です。夢を持つことと、手を動かすことの両立。そこに経営者としての真の価値が宿ります。

その姿は、まさに理想を背負った実務家——行動する思想家。理想を形にする熱意を理念と呼び、行動する様を”志”と呼びます。じょうむ

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