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2025.06.02

ブログ 社会人の心構え

NO.130 「苦労をするタイミング」を考える

「苦労するところを間違えてるのではないか?」 そう思うことがあります。

例えば「販売(売る)」を見てみましょう。

販売(売る)するときは「もの」などを仕入れるわけですが、その「仕入れ」の前に苦労をするのか、仕入れた後に苦労するのか?です。

すなわち、「売れるものとは何か?」というリサーチや、その情報から導き出される売れる数量分だけの仕入を行うといった「事前の苦労」をするのか、とりあえず仕入れて、そのあとで完全に売り切れるよう「事後の苦労」をするのか、ということです。

今の時代を鑑みれば、私は「事前」に苦労を持ってくる方がベターだと思うのです。

事前苦労では、顧客との綿密な打ち合わせ、関係構築が必要となります。顧客の本当に欲しいものは何か、困っていることは何かを把握し、その解決に向けて動きます。解決策は大きくは外れませんので、比較的無駄な努力にはなり難いでしょう。また、現存商品で、何が必要で何が不要なのかを見極める力を養うことにもなります。

買ってから売ることを考える事後苦労では、顧客要望とピントがズレていることも少なくありません。そうなると常に在庫処理に追われ、不要に相手方に迷惑(相手が要らないものを何とか買ってもらうよう依頼する)をかけるほか、あちこちに”借り”を作ることになります。借りはいつか返さないといけません。常に主導権は相手方に。それも自分から主導権を差し出している格好になるのです。

比較すればいくつも違いを列挙することができますが、それらは今後のブログで機会を見つけて述べていきます。

かかる苦労の度合いが同じだとすれば、事前の苦労の方が健全であると言えるのではないでしょうか。じょうむ

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