ブログNO120において、学生から社会人になる一番の違いは「開拓心」であると述べましたが、それについて様々なご意見を賜り、補足をしたいと思います。

開拓心とは、文字通り、これからの自分の人生を自身の選択肢によって開拓していくという意味です。

大小無数に出会う選択肢（岐路）に一つ一つ自分の判断をしていかなくてはなりません。

学生の時までは、親・学校の判断に従っていれば、自分の選択には制限がかかるものの、その責任のほとんどは回避できていたはずです。

つまり「他人に責任を押し付けて自分は好き勝手な愚痴だけいうことができた」状態でした。

しかし、社会人になると他人のせいにできません。自らの現状は自らの言動が引き起こしているものとなります。

給料が低いのは会社のせいではありません。自分の働き（アピール）が悪いだけです。

会社がブラックなのは会社のせいではありません。ブラックな働き方をしている（容認している）自分が悪いだけです。

もしかしたら会社が本当に悪いのかもしれません。しかし、その会社に所属しているという大元の選択を自分がしていることが「そもそもの原因」。給料が低いのもブラックなのもそこから派生した枝葉の問題に過ぎません。

そこに気づいた方は、自らの選択によって転職したり、起業したりしています。そういう意味での転職・起業への社会的理解が進んでいることは評価に値します。

もし、今所属している会社でやっていこうという選択をするなら、自らで何をどうしなければならないのかを考え、実行に移す気概が必要です。「多分ダメだろうなぁ」とか「無理に決まっている」という閉塞感を最初から抱き、結局「やらない」選択をとってしまうこともまた、自分自身の選択の一つです。その結果は当然自分が享受しなければなりません。それを会社のせい、社長のせい、上司のせい、では学生と変わらないということです。

一歩に大きいも小さいもありません。大きいとか小さいとか考えるから「やらない」みたいな選択肢が出てくるのです。

とにかく一歩を踏み出し、昨日より今日の自分の方が進んでいることを自覚する毎日を続ける。

実際に成果が出る出ないは二の次です。まずは自分が昨日よりも前進していることを自覚する日々を過ごすこと、過ごせる言動をすること、それが「開拓心」の扉です。

こうして金蜜花火は誕生し、これからも進化し続けていくのです。じょうむ