2025.05.27
ブログ 社会人の心構えNO.126 清掃員の腕章が輝くとき
仕事は「生活のため」にするもの——多くの人がそう考えています。
しかし、それだけでは仕事は単なる義務となり、苦痛の源泉にすらなり得ます。
どうせ働くなら、少しでもやりがいを持てる、楽しめる方がいい。
そのために意識したいのが、「自分は世の中にどう貢献しているのか」という視点です。
仕事は誰かの必要性によって生まれたものです。例えその価値を実感できなくても、システム上、確実に誰かの役に立っています。
先日、駅のホームで清掃作業員の方に「おつかれさまです」と声をかけたところ、「そうやって私のことバカにしているんですか?」と返答され、ビックリしました。敬意を表したつもりで言ったのですが。
もし、この作業員さんがおらず、駅のホームがタバコの吸い殻やゴミであふれていたら、その駅を利用する何千、何万の人たちが少なからず「不快な思い」をしながら利用しなければなりません。普段、特に何も気に留めていなくても、当たり前のようにゴミの無い快適なホームを利用できる。これは大変レベルの高いことです。
自分一人の仕事が、どれだけ多くの人々に影響しているのか考えたことがあるのでしょうか?
自分の仕事の役割や影響を理解することで、単なる労働が社会への貢献へと変わります。
仕事が変わるのではありません。自身が変わるのです。
誇りを持てる仕事というのは、職種ではなく、自身の捉え方。自分が誇りを持てば、その瞬間から「誇りある仕事」に変わります。
あの清掃員も、自分の仕事を理解し、誇りを持つことができれば、あの左腕に付された「清掃員」という腕章が一種のステータスのように光り輝くに違いないと信じて疑いません。じょうむ
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