学べば学ほど、分からなかったものが解決していくイメージがありますが、どうも私は例外のようです。

と言いますのも、一つの知識を得ると、それ以上の疑問が生まれてくるのです。

意気揚々として始めたものの、勉強すればするほど「？？」が次々と生まれてくる。

それでも「ちくしょー！」と七転八倒しながら学ぶ手を止めないで続けます。そうすると、ある時、これまで断片的だった習得知識がまるで一つの線でつながれたようなチャート図になって頭の中に現れます。

一般的にはパズルを組み立てるが如く、少しずつ進行具合が可視化されるケースが多いようですが、私の場合は途中経過はさっぱり分からず、ある時濃霧がパッと消えて突如青空が広がるように全てが一気にわかるような感覚です。

この自身の傾向を学生時代に把握していれば、学業の成績はもっと良かったかもしれません笑

勉強しているはずなのに、わからないことが次々と出てきて、沼の底に沈んでいくかのように状態が日々悪化していく・・・それはむしろ成長の過程であるかもしれません。

疑問が生まれるたびに、「わからないからやめよう」と投げ出すのではなく、「だからこそ深く知ろう」と自ら沼の底を探り当てるように掘り下げていく。その積み重ねが、ある瞬間に断片的だった知識をつなぎ、自身の判断力や問題解決能力を飛躍的に高めます。

勉強とは単なる知識習得ではなく、思考を鍛え、視野を広げるための旅。時に霧の中をさまようような感覚が続くこともあるでしょう。しかし、その霧が深ければ深いほど思考力は鍛えられ、深い知識を築き上げる土台となります。

「その日が訪れるまで学び続けること」。これが真のプロフェッショナルへの道です。じょうむ