2025.05.13
ブログ 社会人の心構えNO.120 緩衝材のない世界へ ~新卒社員が持つべき心構え~
4月に入社した新卒新人が早くも辞めてしまった、という事例を周辺の会社でも聞きますし、全国的なニュースでも見かけるようになりました。
学生から社会人への立場の変化というのは結構大きいものだと思います。
では、何が大きく変わるのでしょうか? それは「開拓心(フロンティアスピリッツ」です。
学生の頃というのは、先生の言うことや学校の指示(校則)などに従ってればよかった、つまり、その箱に乗っているだけでみんな同じく進むことができ、ほとんどが親や学校によって守られる立ち位置でした。
しかし、社会人になると一転して個が重視され、多くの自由とそれに伴う責任が一気に押し寄せます。
事あるごとに「自業自得」や「自己責任」という大義名分を何かと振りかざされるでしょう。
すなわち、学生の時は、完全自己責任の「社会」と自分との間に親や学校という緩衝材が存在している、ということです。
その緩衝材が社会人になると一気に取っ払われる、という認識でよろしいかと思います。
高校や専門学校はこの緩衝材がガチガチに入っている状態、大学は年々緩衝材が薄くなっていくイメージだと捉えています。昨今、頻繁に実施されているインターンシップやボランティア活動への参加などの施策は、まさに緩衝材を徐々に薄くしていくための取組かと思われます。
ゆえに、断定まではできませんが、一般的な傾向として、高校・専門学校新卒と大学新卒の最も大きな違いはその緩衝材の有り様による差だと考えます。
社会人となり、これまで自分を守ってくれていた緩衝材が全て取っ払われた今、「自分はどうあるべきか」を常に考えながら生活しなければなりません。
会社の指示・命令に従うのは当然です。しかし、それだけに依存して、自分の考えを持たず、全てを他人のせいにしていては社会人とは呼べません。
学生の時は、周囲の環境に「適応」さえしていれば評価されることだったと思います。
しかし、学生から社会人になるにあたっては、これまで培ってきた「適応力」をベースとしながらも、とりわけ「開拓心」を新たに持って生きるという姿勢が必要です。じょうむ
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