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2024.10.04

ブログ 経営

NO.1 遠くの理想・近くの現実

 新たな首相となられた石破さんに早くも「今まで言っていたことが全部ひっくり返っているじゃないか!」と内外から批判が寄せられているようです。心なしか日に日に石破さんの顔が険しくなっているようにも画面上からはうかがえます。

 でもこれはしょうがない。。石破さんは党内野党とも言われていて、ただでさえ交友関係は狭い、つまり「しがらみ」はほとんどなかったと思います。だから理想・正論をバンバン言えた。

しかし、首相ともなれば強制的に交友関係は極限まで広がり、一気に「しがらみ」が増えます。まして今まで交友関係が無かった人とも関わらざるを得なくなり、普段から意思疎通が無い分その調整は難航を極めます。それに対する覚悟はいかばかりであったのか。様々な発言も石破さんの本心たるところではないと察します。さて、石破色を出せるか否か。長期政権を築くにはブレイクアウトが望まれます。

 核心から遠ければ遠いほど理想論を語りやすい状況と言えます。核心に近づけば近づくほど現実の壁が高くなり、理想論など言っている場合ではないと思い知らされることになります。これは会社組織でも同じかと思われます。

 「こうしたらいいじゃんっ」と言っている人に「では、そうしますのでリーダーとしてやってくれますか?」と依頼してください。そこで「頑張ります!」と言うならそれでよし。「いや~私そういうの苦手で」「それをやる立場にないので」などと逃げ姿勢でしたら、その人は現実を知らない、核心から遠く離れている、つまりは「他人事」だから言い放っているだけ。

理想を言って自分に酔いしれるのが好きなだけの人なのか否か、参考に値する意見か否か、経営者の力量が問われます。十分に見極めましょう。じょうむ

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